平成19年度国立大学法人職員等採用試験まとめ

今日行われた試験についてまとめておきたいと思います。
  
試験開始前。
僕は名古屋駅を経て東山線名城線を使い、会場である名古屋大学に向かった。
東山線の本山駅ではすでに人でごったがえしていた。気になる服装の方はというと
私服とスーツの割合がだいたい6:4ぐらいだった。ちょっと安心した。
やっぱり私服で行ったほうが気楽にやれるしね。人によるけど…。
名古屋大学。実を言えば僕は名古屋大学に来たのは初めてで、名古屋大学駅を
出たらすでに校舎内にということに感動した。
それはさておき、会場内はすでに人でいっぱいだった。といってもあまり
緊張しなかった。とりあえず少しだけ見直しをして試験開始のときを待った。
  
だがここでちょっとしたアクシデントが発生した。9時半になり、試験官が
受験の心得を説明をしていたときのこと。その中で解答する際はHBの鉛筆の使用ができ、
シャープペンシルの使用は認めませんと聞いたとき、僕は青ざめた。
「やばい!鉛筆1本も持ってきてない!!」僕は一人であせっていた。受験票を
よく見てみるとHB鉛筆(シャープペンシル不可)とちゃんと書いているじゃないか。
思わぬアクシデントだったが、僕は落ち着いて隣の人から鉛筆を借りた。
なんとかなったが、借りた鉛筆は1本のみ。折れたらそこでおしまい。
変なプレッシャーがこみ上げてきた。
  
午前10時。試験開始。
とりあえず問題を見渡してみた。普段やってきた模試では文章理解、数的処理と
問題は続いていくが、今回のは社会科学、人文科学といったように知識分野から
問題が続いていた。僕にとっては非常にやりやすい問題配置だった。
問題の内容としては思ったほど難しくはなかった。知識問題は全20問あり
25分で消化。ほとんどを知能分野に時間をまわすことができた。
知能分野の方も模試よりも難しくはなかった。しかし、ここで知能分野の問題演習の
積み重ねがいかに足りてないか思い知らされた。数的処理の一つである、数的推理
できたと思うが、判断推理があせって迷宮入りしてしまった。刻一刻と時間だけが
過ぎていく。仕方がなくここは適当にマークして、文章理解の方をやることに。
だが文章が短いわりには難しいテーマが出題され、しっかりと読めていないのに
適当にマークしてしまった。それを今ちょっと後悔している。英語もそうであり、
短いのに使われている英単語が難しく、しっかりと読むことができなかった。
残り10分。とりあえず正しくマークをしているかどうかを確認してすぐに
数的処理の解きかけの問題に取り組んだ。文章理解よりも数的処理にかけた方が
ずっといいと判断した。10分もあっという間に過ぎ去り、辞めという声がかかった。
  
試験終了。
僕はとりあえずほっとした。初めての公務員試験(正式には今回の試験は公務員では
ないけど)のわりには緊張しなかった。残念ながら規定上問題用紙を持ち帰ることが
できなかった。復習したかったのだが…。帰り道、行きのときよりも人でいっぱい
だった。日曜日なのにラッシュ並みの電車に乗りながら家に帰った。
  
ここから今回の試験の反省。
まず良かった点を挙げてみると、

  • 知識分野では今までの積み重ねが功を奏した。記憶ノートさまさま
  • やっぱり数的処理は自力で解けるまで見直しをするのが一番。似たような問題がでた
  • 緊張せず、時間配分に意識して問題を解くことができた

次に残念だったこと。

  • 明らかに数的処理の演習不足。できそうな問題ができなかったのが悔しい
  • 文章理解をきちんと読むことができなかった
  • 英語をしっかり対策できなかった。英単語をコンスタントに覚えなくては…

そして最後にこれからやるべきこと。

  • 直前とはいえども、数的処理の演習を毎日取り入れる
  • 知識分野はこのままの調子で知識を積み重ねていく
  • まだまだ直前模試が続くので、時間配分に気をつけながらやる
  • 多少時間がかかっても粘って問題を解く。かかりすぎはよくないけど…

  
いろいろ課題が残った試験だった。
正直僕は文章理解の出来次第で合否が決まるなと思った。
まあそこは運に任せるしかない。
今日はとりあえずゆっくり休んでまた明日から名古屋市の試験に向けて
がんばっていきたいと思う。あと1ヶ月。